回転率について今回も、銘柄選定に使用する、指標について書きます。EPS 書きました PER 書きました ROE 書きました ROA 書きました PBR 書きました 一株当たり純資産 書きました 財務レバレッジ 前回書きました インタレスト・カバレッジ 前回書きました 回転率 今回書きます 財務レバレッジ・インタレスト・カバレッジ・回転率は、要因分析で使用します。 要因分析については、後日書きます。 【回転率】 単位【回】 資産をどのくらい有効活用して売上に貢献しているのかを見る。 回転率については、【財務コーチング】東洋経済新報社にわかりやすく書いてます。 以下、財務コーチングから抜粋させていただきます。 「カネ→モノ→カネ」のサイクル 例えば、健康器具を売る商売を始めたとします。 20万円の元手で1セット10万円の器具を2セット仕入れて、 1セット15万円、合わせて30万円で販売しました。 この場合、元手の20万円というカネは、いったん2セットの健康器具というモノになり、 販売されて代金を受け取ることにより、30万円というカネになりました。 1年間でこれが取り引きのすべてであれば、 20万円の元手は、1回転して、30万円に増加して、10万円儲けたことになります。 もし、1年間に、2セットを20万円で仕入れて、それらを30万円で売って、 そこで回収した30万円のうち、20万円で再び2セットを仕入れる(10万円の利益確定)という、 「仕入→販売→代金回収」のサイクルを6回繰り返して、合計180万円の売上を上げることができたとすれば、 20万円の元手で、60万円(10万円×6回)の利益を上げたということになります。 同じ元手でも、回転を上げることができれば、売上が増加し、より多くの儲けを生み出せることがわかります。 この続きは次回以降に書きます。 |